タイトル

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教室・技術紹介

愛媛大学 大学院医学系研究科 器官・形態領域 薬理学

<教室概要>
当研究室は、1973年(昭和48年)愛媛大学医学部設置とともに開設された教室です。現在、前山 一隆教授の定年退職に伴い、大きな変革期を迎えています。教室のムードは一言でいえば「Don’t EVER give up」。国内外から集まっている若手研究者や学生たちが、和やかな雰囲気が漂う環境で楽しく、そして根気強く仕事に励んでいます。

<研究内容>
アレルギー疾患、自己免疫疾患などを主な研究対象としており、分子・細胞生物学、免疫学、遺伝学、生化学的な側面から検討を加えています。そして、数多くの共同臨床研究を展開しています。地域医療機関と緊密に連携し、研究成果を臨床の場に還元して治療成績の向上に貢献できる研究を目指しています。

<実験手技>
1. 免疫細胞(T細胞、B細胞、マクロファージ、マスト細胞など)の培養・機能解析、single vesicle tracking、Ca2+シグナル解析(スクリーニング、イメージング、パッチクランプ)。2. 疾患モデルを用いた研究:動物モデル・ヒト組織移植xenograftモデルの作成、遺伝子治療、薬物デリバリー、毒性評価、画像診断(MRI、CTなど)、組織解析、免疫細胞の評価など。3. ヒトを対象とする臨床研究の展開、検体(末梢血・組織)の扱い・解析。4. 無細胞膜タンパク質合成技術を利用して、機能性抗体、アプタマーの作製。

<連絡先>
特任講師 劉 爽 liussmzkアットマークm.ehime-u.ac.jp
(URL)http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/pharmacology/

九州大学大学院歯学研究院口腔機能分子科学

資料
<教室概要>
スタッフ4名、大学院生9名が所属しています。また、客員研究員5名(国内2名、海外3名)、交換留学生1名がいます。

<研究内容>
リソソーム酵素であるカテプシン群の脳内ミクログリアならびに末梢組織における機能解明を主軸とし、以下の2つのテーマについて研究を行っています。病態を引き起こすカテプシン群の生体内基質を明らかにし、創薬を目指しています。(1) 炎症の慢性化をストップ(口腔疾患と脳の関連を基に認知症など脳老化の病態解明) (2) 痛みの慢性化をストップ(痛みの伝達メカニズムの研究と難治性疼痛の病態解明)

<実験手技>
・ カテプシン群の遺伝子改変動物ならびに特異的阻害剤を用いた行動実験
・ 組織特異的なカテプシン群遺伝子の発現抑制ならびに過剰発現
・ 免疫組織化学、細胞生物学ならびに生化学的解析
・ パッチクランプ(スライス標本、培養細胞)
・ 生体蛍光イメージング解析


<連絡先>
講師 林 良憲  yoshinori“アットマークdent.kyushu-u.ac.jp
(URL)http://www.dent.kyushu-u.ac.jp/koza/koku_jotai_seigyo/koku_kinou_bunshi/kenkyugaiyo.html

山形大学 医学部 薬理学講座

<教室概要>
当教室は山形大学医学部開校の半年後、昭和49年に創設され、現在は石井邦明教授により運営されています。創設以来、当教室の研究テーマは主に循環器に関するものですが、その中には全身循環に関するもの、心筋収縮力に関するもの、心筋興奮性に関するものなど、様々なテーマが含まれます。さらに、現在では当教室のテーマも循環器系に限らず、神経系も研究対象として興奮性細胞全般にわたるものへと広がっています。

<研究内容>
1)心筋細胞の興奮性に関する研究:電位依存性イオンチャネルが修飾されることは心筋細胞の機能に大きな影響を与えます。近年になり、受容体刺激などによって電位依存性イオンチャネルの細胞膜発現量がダイナミックに変わることが知られ始め、新しい調節機構として注目を集めています。そこで、電気生理学的手法・イメージング・分子生物学的手法などを用いて、イオンチャネルの調節機構を明らかにしようと研究を行っています。2)神経系細胞におけるERK5の生理的・病理的な役割に関する研究:神経系におけるERK5の役割の解明は、著しく遅れているのが現状です。これまでにERK5は、神経突起(軸索)の伸展や神経伝達物質であるカテコラミン類の生合成に必須な役割を担うことを明らかにしてきました。さらに、副腎髄質の褐色細胞腫やパーキンソン病にもERK5およびERK5下流の遺伝子が関与することが明らかになったので、その詳細を調べて行きたいと思っています。*詳細は当研究室のHPをご参照ください。

<実験手技>
電気生理学的手法、イメージング、一般的な生化学的な手法、分子生物学的な手法など。

<連絡先>
准教授 小原 祐太郎 obarayアットマークmed.id.yamagata-u.ac.jp
(URL)http://www.id.yamagata-u.ac.jp/Pharmaco/pharmacology/Top.html

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